色味・文様で同じシリーズの他のものととても迷いましたが、なんだか落ち着いたような優しげな印象に惹かれて決めました。色がくすんだ感じがするのかな？と少し想像していたのですが、現物を手にしてなるほど！シルクの光沢で、淡い桃色全体が、光るようにゆらめくのでね。渋さもあり、また若さもあり、といろんな印象が生まれて、同時に、葉っぱやお花に刺された色味の美しさと工夫にも心惹かれました。青から緑へ、そしてその間の紫やピンク、金糸。いろんな変化で、懐紙入れの表と裏も少し違う印象に。この名物裂のシリーズ、素敵ですね。他の小物も、少しずつ、他の名物裂ともまた出会ってみたい。楽しみが灯りました。ありがとうございます。